2013年1月7日

orchidのアクセサリー

蘭フェアのアクセサリー達を紹介します。
今回は、蘭(orchid オーキッド)の花ということでなかなかデザインが難しく研磨にも苦戦しました。
WAX原型からキャストに戻ってきた時には、パーツが結構外れていて本来ならすることのない
ロウ付け修正も数多く、これも未熟さゆえといったところでしょうか…。
少々凹みました。(ロウ付け苦手なのね〜)
そしてアンティークぽくしたかったので、バーナーで燻し真鍮の煌びやかな、ピカピカ感を押さえつつ
程よい光沢を残しています。
写真では影もありかなり黒く写っていますが実際は明るく光沢があります。(下手ですいません)
バーナー、研磨、バーナー、研磨といった気に入った色味や風合いになるまで繰り替えし作業するので一点一点に時間がかかりました。

リングは花が中央ではなく、左側に花、葉っぱが右側の位置になるよう設定しています。
ネックレスは女性らしくシェイプ型で気品を持たせています。
14GFのチェーンを使用、アジャスター5センチ付きで45センチの長さまで調節できます。






ハットピン。
何でしょう、この細い針をモチーフにロウ付けするのは
初めてだったので、小心の者の私は
結構手が震えました。
溶けないでぇ〜っとひたすら願うのみ。(笑)



ハットピンの取り方は
針をキャッチ側に押すと
口が開くのですっと
抜けます。





ブローチ2点ハート型とアーチ型。ブローチも制作するのは初めて。
ブローチ用の真鍮パーツが無く、工場さんに探してもらい、針が無かったので真鍮線で
自分で制作する事に…。
かなり厳しい状況となり、ブローチパーツのロウ付けに撃沈(難しかった(泣))












まさか自分でロウ付けすることになるとは夢にも思わなかった。(お任せしようと軽く見ていたのが
後で痛い目を見ることとなる。一応ちゃんと企画書で依頼していたんですが…)

12月は慌ただしく時間だけが過ぎ、工場さんとかる〜くお互い責任のがれのような会話をしながら、
ロウ付けぐらい絶対私でもできる!!っといって軽いノリで励まされ新年を迎えることに。(笑)
これも良い経験となり、スキルアップにも繋がることになるので、
ちゃんと完成して良かったです♪わ〜い。